Abstract


本研究では,グリッド上でタスク並列を行うアプリケーションを開発する手間を削減することを目指して,GridRPC の上位にタスクファーミングAPI を提供するミドルウェアを設計した.実アプリケーションの事例研究から得られた要求仕様をもとにAPI を提案し,タスクの自動割り当てや耐障害に関する機能をミドルウェア内部に実装した.そのような上位ミドルウェアを実装するために,Argument Array API に引数データのコピー機能が求められること,ノンブロッキング呼び出しにおけるデータ通信のタイミングとRPC の実行情報を取得する方法がGridRPC で標準化される必要があることを明らかにした.