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Ninf Serverとの通信

 

remote clientとNinf Server間は、パケット単位の通信を行う。 このレベルのプロトコルは、Ninf libraryの関数名からのインターフェイス の取得、 Ninf Executable の起動を行うものである。

このレベルのプロトコルは、MAX_PKT_LEN以下のパケットを単位とし て通信する。パケットのheaderには、以下の情報が格納されている。

Ninf Serverには、登録されているNinf Executable と関数名の対応表があり、関 数名を指定して、このテーブルのindexを取得して、このindexを用いて、 Ninf Executable を起動する。

パケットのコマンドは以下の通りである。

クライアントプログラムとNinf Executable の通信は このレベルのプロトコルに埋め込んで行なう。 クライアントプログラムからNinf Executable への通信は NINF_PKT_TO_STUBパケットに埋め込まれる。 Ninf Server はこのパケットのヘッダを取り外し、中身を Ninf Executable へのストリームに流す。 Ninf Executable からクライアントプログラムへの通信は、 NINF_PKT_TO_CLIENTに埋め込まれる。 Ninf Server が Ninf Executable からのストリームを切りわけ、 ヘッダをつけてNINF_PKT_TO_CLIENTのパケットとして クライアントプログラムへ送信する。

4に、remote client Ninf_callの概要を示す。

  
図 4: Ninf RPC の用いるプロトコル



Hidemoto Nakada
Wed Dec 20 05:42:46 JST 1995